学群教育の国際化プロジェクトの一環として、去る10月31日(土)から11月5日(木)までの5泊6日の日程で、人間学群学生8名(教育学類2名、心理学類3名、障害科学類3名)、引率教員4名とともにベトナム・ホーチミン市を訪問し、交流協定大学であるホーチミン市師範大学などとの学生交流および教育機関の視察を行いました。
日程は次のとおりです。
◆10月31日(土) (夕方)成田空港集合・発、(深夜)ホーチミン・タンソニャット空港着
◆11月01日(日) (午前)市内散策,(午後)事前打合せ,(夕方)ベトナム伝統文化の視察
◆11月02日(月)(午前)インクルーシブ教育支援開発センター(Center for Supporting and Developing Inclusive Education for People with Disabilities,HCMC)、グエンディンチュウ盲学校(Nguyen Dinh Chieu School for the Blind)における日越共同授業への参加,(午後)ホーチミン市師範大学 (Ho Chi Minh City University of Education)学生との交流
◆11月03日(火) (午前)クチ市クチ・トンネル見学,(午後)ドンズー(Dong Du)日本語学校学生との交流
◆11月04日(水) (午前)インクルーシブ教育支援開発センター、グエンディンチュウ盲学校における日越共同授業研究への参加,(午後)共同授業研究カンファランス参加,(夕方)市内散策,(深夜)ホーチミン・タンソニャット空港発
◆11月05日(木) (早朝)成田空港着・解散
今後、参加学生によるレポートを含めて、数回に分けて訪問の様子を報告します。第1回の報告では、ホーチミン市師範大学およびドンズー日本語学校における学生交流の様子を紹介します。
<交流1 ホーチミン市師範大学>昨年に引き続いての交流ですが、本年度の交流対象は、人間学群学生の構成にあわせて、特殊教育学、教育学、心理学を学ぶ学生60名でした。はじめこそ緊張した面持ちであった参加学生は、歌や踊りなどを通じて次第に打ち解け、終わりには学生個人が相互に手を取り合ったり、記念撮影を行うなどの様子が見られました。会話は、基本的に英語でしたが、どのような内容が交わされたのでしょうか。
<交流2 ドンズー日本語学校>訪問校は、ホーチミン市中心街から、バイクの怒涛の流れをぬうように、2時間ほど走った田園風景の中にありました。ここは、ホーチミン市の本校と異なり、高校卒業後に、日本の大学に留学を希望する学生を短期集中的に教育するコースが設けられているとのことです。折しも雨季末期の豪雨に見舞われましたが、学生、教員みな一様に到着の際は安堵の表情をうかべていました。
何とか雨が上がり、水上テラスで交流開始。筑波大学に関する事前情報が不足していたせいか、ドンズーの学生、教員の反応はいま一つの感じでしたが、学群学生による大学紹介や大学紹介DVDなどを通じて、具体的な情報を得ると、学生、教員の関心は一気に高まり、その後は活発な質問が出されました。
ホーチミン市師範大学にて1
ホーチミン市師範大学にて2
ドンズー日本語学校にて1
ドンズー日本語学校にて2