お知らせ

人間学群による台湾・国立嘉義大学(NCYU)他2校との海外交流

 2018年12月9日(日)-12日(水)、人間学群生8名と教員4名で、台湾の国立嘉義大学他2校を訪問しました。筑波大学の平成30年度「学群教育改革推進事業」として採択され、「台湾・国立嘉義大学での研修による国際教育協力の理解と深化」と題する事業に属します。人間学群では、我が国の国際教育協力の在り方を探る一環として、これまでベトナム(H27)、中国・韓国(H28)、ロシア(H29)と、同様の事業を継続してきました。
 事前指導に始まり、嘉義大学教育学部生に向けた筑波大学の紹介(英語による発表を含む)、同大学生30名との交流や、近隣の小中学校の見学を経て、短期間のうちに学生の確かな成長を実感しました。今回の事業に参加するため、初めてパスポートを作成したという学群生もいました。この種の事業により、人間学群教育の国際化に大いに貢献することが期待されます。
 国立嘉義大学で受入窓口としてご尽力いただいた林明煌先生(本学博士課程OB)、通訳の林千又様(本学元研究生、台湾師範大学院生)に、厚く御礼申し上げます。
今後、参加学生の報告を掲載した報告書を作成しますとともに、学群コア・カリキュラム「キャリアデザイン入門」での報告会(2019年2月6日(水)56限、2B412教室)を計画しています。

 関連URL:
http://www.ncyu.edu.tw/NewSite/news4.aspx?news_sn=3290
(文責:教育学類 根津朋実)

 

平成27年度人間学群卒業式の挙行

朝からの晴天のもと、人間学群卒業式を挙行いたしました。

学位授与式に先立ち、人間学群長賞、茗渓会筑波大学支部賞、日本社会福祉養成校協会表彰の表彰式を行いました。会場からは、各受賞者の功績に対して盛大な拍手が送られました。

学位記授与式では、教育学類から心理学類、障害科学類の順に、各学類長から一人一人の卒業生に対して学位記が授与されました。緊張の中に卒業生の目には意志の力強さを感じることができました。4年前の入学式では、不安と期待が入りまじった複雑な表情であったこととは大きく異なります。

 

日 時  平成28年3月25日(金) 13時00分~14時30分

会 場  筑波大学2H201教室

<次 第>

一 開式の辞

二 学位記授与    教育学類,心理学類,障害科学類

三 学群長式辞

四 卒業生代表謝辞

五 閉式の辞

⒗時からは、つくば駅近くのホテルに会場を移し、人間学群卒業パーティーが開催されました。担任へのインタビュー映像を巧みに取り込み、在籍した4年間の大学生活の一コマ一コマを映像でいきいきと紹介されました。担任教員にとっては、学生との出会いに感謝したときになったのではないでしょうか。

 私たちは、卒業生のますますの健康と発展を祈念しています。

 

P1020379 P1020393 P1020401 P1020407

人間学群講演会・シンポジウムの開催

平成27年度筑波大学「革新的な教育プロジェクト支援事業」に採択された「学校を基盤とした『共生』人間科学」学位プログラムの構想(人間学群)、の取組の一環として、次の講演会、シンポジウムを開催しました。

実施の形態は異なりますが、学校教育に関わる今日的な課題である、教員養成大学・学部における教職大学院の設置などの改革の動向と課題、教育現場における専門性・力量の形成、を共通テーマといたしました。講師はいずれも筑波大学人間学類の卒業生、大学院教育学研究科の修了生で、話題提供後の協議においては、筑波大学人間学群の今後のあるべき姿について示唆に富むご意見をいただきました。 

<講演会>   

日時:平成28年3月1日(火)16時から    会場:2A212

講師:河原国男氏(宮崎大学教育文化学部教授)

<シンポジウム>

日時:平成28年3月4日(金)16時から    会場:2A212

話題提供:久保田一志氏(栃木県立足利特別支援学校教諭)

     真城 知己氏(千葉大学教育学部教授)

人間学群学生のベトナム・ホーチミン訪問報告会の開催

平成28年2月17日(水)16時から、2A411教室を会場に、ベトナム・ホーチミン訪問報告会を開催しました。

発表は、次の3つの区分から構成され、参加学生が分担をして順次紹介する形式により進められました。①交流協定校であるホーチミン市師範大学などでの学生交流活動、②筑波大学附属特別支援学校(視覚・聴覚・桐が丘)の教員と現地の教員との協働授業研究への参与活動、そして③ベトナムの歴史・文化、市民生活の理解活動、です。

実施後3か月余が経過していたにもかかわらず、あらかじめ分担を決め、発表に係る周到な準備をしていたため、訪問時の新鮮な感覚をいきいきと再現することができました。年度末であったこと、1年次生の必修授業とかぶっていたことなどから、参加する学生、教員は少なく、とても残念ではありましたが、参加学生にとっては、報告会を通じてあらためて海外での活動の成果を感じ取る機会となったのではないかと思います。

終了後、場所を学群長室に移動して、お疲れさま会を開催しました(写真)。ベトナムのお茶、お菓子を前に、打ちとけた雰囲気でベトナムでの印象を語り合いました。

 

学群国際化プロジェクト記念写真(修正)_R