障害科学類の教育目標

多様な学問の融合から、新たな学問へ、そして社会に貢献する人材育成へ

障害科学類では、学生の皆さん一人ひとりの多様なニーズに対応できる教育を行っています。教員数が多いだけでなくその専門分野も多様ですので、障害のある人に対する教育的・心理的・福祉的サポートを実践する専門職を目指す人は、専門知識はもちろんのこと、その具体的方法を実地に学び、習得することができます。そして、それらの支援方法の基盤となる基礎的な学習を、心理学的・教育学的・福祉学的に深めることができます。また、「障害とは何か」「障害の有無にかかわらず共に生きる社会とは何か」といった、より根本的な問題も追究することができます。3つの履修モデルを参考にして、障害全般について広く包括的に学ぶこともできますし、障害全般の基礎を学んだ後に特定の障害について個別に深く学ぶこともできます。

障害科学類での4年間は、障害のある人の教育や福祉の専門職に就きたい人や、研究者の道に進みたい人はもちろん、大学時代を障害や障害のある人たちについて学びたいという人にも、長い人生のなかできっと有意義なかけがえのない時間となることでしょう。