原田 隆之 はらだ たかゆき Harada Takayuki

職名 教授
メールアドレス tkharada#@#human.tsukuba.ac.jp (#@#を@に)
HPアドレス
学位 博士(保健学)
領域 心理学
専門分野 臨床心理学、犯罪心理学、精神保健学
学群担当 人間学群心理学類
大学院(主担当) カウンセリング科学(後期)
大学院(副担当) 心理学(前期)
研究テーマ

アディクション臨床

・アルコール、薬物、タバコ、性的アディクションのアセスメント・ツールの開発
・認知行動療法に基づく治療プログラムの開発と評価

犯罪・非行

・犯罪・非行をはじめとする問題行動の関連要因の分析
・犯罪者や非行少年のアセスメントと治療プログラムの開発

エビデンスに基づく心理臨床(Evidence-Based Practice: EBP)

・EBPの啓発
・心理療法やアセスメントの評価

現在進行中のプロジェクト

・コクランジャパンの活動:コクラン共同計画の日本支部としてエビデンスを国際
 発信
・JICAプロジェクト:フィリピンの薬物問題支援のための技術支援

主要業績
  • 松見淳子・原田隆之 (2023) 現代の臨床心理学1 臨床心理学専門職の基盤  東京大学出版会
  • Harada Takayuki, Nomura Kazutaka, Baba Toshiaki, Shirasaka Tomohiro, Takano Ayumi, Kanamori Shogo (2023) Development and validation of Tagalog versions of the Drug Abuse Screening Test-20 (DAST-20) and Stimulant Relapse Risk Scale
    (SRRS) for drug users in the Philippines
    .
    PLOS ONE, 18(1).
  • 原田隆之 (2022) 公認心理師ベーシック講座 司法・犯罪心理学 講談社
  • Mihara Satoko, Osaki Yoneatsu, Kinjo Aya, Matsuzaki Takanobu, Nakayama Hideki, Kitayuguchi Takashi, Harada Takayuki, Higuchi, Susumu (2022) Validation of the
    Ten-Item Internet Gaming Disorder Test (IGDT-10) based on the clinical diagnosis of IGD in Japan
    . Journal of behavioral addictions
  • Fountoulakis Konstantinos N., Karakatsoulis Grigorios … Harada Takayuki… et al. (2022)  The effect of different degrees of lockdown and self-identified gender on
    anxiety, depression and suicidality during the COVID-19 pandemic: Data from the international COMET-G study
    .
    Psychiatry research, 315.
  • Harada Takayuki, Aikawa Yuzo, Takahama Mihoko, Yumoto Yosuke, Umeno Mitsuru, Hasegawa Yukako, Ohsawa Shigeo, Asukai Nozomu (2022) 
    A 12-session relapse prevention program vs psychoeducation in the treatment of
    Japanese alcoholic patients: A randomized controlled trial
    .
    Neuropsychopharmacology reports, 42(2), 205-212.
  • Fountoulakis Konstantinos N., Karakatsoulis Grigorios…Harada Takayuki… et al. (2022) Results of the COVID-19 mental health international for the general
    population (COMET-G) study
    European neuropsychopharmacology : the journal of the European College of Neuropsychopharmacology, 54, 21-40.
  • 有野 雄大, 大谷 保和, 原田 隆之 (2021) 更生保護版BTIの作成とその因子構造及び信頼性・妥当性の検証 日本アルコール・薬物医学会雑誌, 56(5), 167-179.
  • Harada Takayuki,  Baba Toshiaki, Shirasaka Tomohiro & Kanamori Shogo (2021) 
    Evaluation of the Intensive Treatment and Rehabilitation Program for Residential
    Treatment and Rehabilitation Centers (INTREPRET) in the Philippines: a study
    protocol for a randomized controlled trial
    TRIALS, 22(1).
  • Harada Takayuki, Watanabe Takaaki (2021) Changes in Vaccine Hesitancy in Japan across Five Months during the COVID-19 Pandemic and Its Related Factors.
    VACCINES, 10(1).
  • 原田隆之 (2021) 刑事一般 ②【心理職の視点から】公認心理師への関係行政論ガイド 北大路書房
  • 原田隆之 (2021) 依存症 ②【心理職の視点から】公認心理師への関係行政論ガイド 北大路書房
  • 原田隆之 (2021) 依存症(嗜癖性障害) 公認心理師ベーシック講座 健康・医療心理学 講談社, 179-197.
  • 原田隆之 (2021) あなたもきっと依存症 :「快と不安」の病   文藝春秋
  • 原田隆之 (2020) 精神病質から反社会性パーソナリティ障害へ 精神科治療学, 35(9), 983-988.
  • 原田隆之 (2020) 物質使用障害に有効な治療法は何か:心理社会的治療のエビデンス  物質使用障害者の治療:多様なニーズに応える治療・回復支援 金剛出版, 37-54.
  • 原田隆之 (2020) 行動嗜癖に対する精神療法  (特集 行動嗜癖 (アディクション) )  日本医師会雑誌, 149(6), 1049-1052.
  • 原田隆之 (2020) 矯正処遇の評価 : エビデンス・ベイスト・プラクティスを推進するために 矯正研究 , (3), 131-142.
  • 原田隆之 (2020) 子どもを虐待から守る科学:アセスメントとケアのエビデンス  金剛出版, 47-84.
  • 原田隆之 (2020) アルコール依存症とその他の嗜癖障害 ①性的アディクションFrontiers in Alcoholism アルコール依存症と関連問題, 8(1), 32-37.
  • Harada T, Tsutomi H, Mori R, Wilson D (2019)  Cognitive-behavioural treatment for amphetamine-type stimulants (ATS)-use disorders. The Cochrane database of systematic reviews.
  • 石塚典子・原田隆之 (2019)  初回入所薬物事犯受刑者における薬物再使用リスクおよびコーピング・スキルの変化:グループ要因との関連 日本アルコール・アディクション医学会雑誌, 54(5), 198-210.
  • 原田 隆之・野村和孝・嶋田洋徳 (2019) 性犯罪者リスクアセスメントツールの開発 犯罪心理学研究, 56, 16-17.
  • 原田隆之 (2019) 性的アディクション:その現状と治療  こころの科学, 205, 73-78.
  • 原田隆之 (2019) 強迫的性行動症(特集 ICD-11のチェックポイント) 精神医学, 61 (3), 277-284.
  • 原田隆之 (2019) エビデンスに基づく薬物政 都市問題, 110 (11), 12-18.
  • 原田隆之 (2019) 犯罪心理学 家裁調査官研究紀要, 26, 1-30.
  • 原田隆之 (2019) 性的アディクション (行動のアディクション :「ハマる」を考える) —
    (さまざまな行動のアディクション)  こころの科学, 205, 73-78.
  • Harada T, Asahina M, Nomura K et al.(2019)Sexual offender assessment and treatment system in Japanese correctional institutions. Journal of Behavioral Addictions, 8(1), 27.
  • Harada T, Nomura K (2019) The development of a risk assessment tool for paraphilic sex offenders: The Japanese version of the Static-99. Journal of Behavioral Addictions, 8(1), 26-27.
  • 原田隆之 (2019) EBPとしてのアディクション・アプローチ:国際的な視座から 実践アディクション・アプローチ(信田さよ子編) 金剛出版, 235-244.
  • 原田隆之 (2019) 司法・矯正領域における依存・嗜好対策 アディクション・サイエンス:依存・嗜好の科学   朝倉書店
  • 原田隆之 (2019) 痴漢外来:性犯罪と闘う科学 筑摩書房.
  • 原田隆之 (2019) リラプス・プリベンション(認知行動療法事典)丸善出版, 558-55.
  • 原田隆之 (2018) 犯罪行動の心理学 北大路書房
  • 原田隆之 (2018) 性依存  (現代社会の新しい依存症がわかる本:物質依存から行動嗜癖まで)  日本医事新報社
  • 原田隆之 (2018) サイコパスの真実 筑摩書房.
  • 原田隆之 (2018) 性的アディクション―その現状と治療 精神医学, 60 (2), 181-190.
  • Harada T, Higuchi S, Mihara S, Saunders J. (2016) “Other Addictive Disorders” (In: Saunders J, Conigrave KM, Latt NC et al. editors. “Addiction Medicine 2nd edition” Oxford: Oxford University Press.)
  • 原田隆之 (2016) 施設内処遇:リラプス・プリベンション (村松励編『犯罪心理学事典』)  丸善出版.
  • 原田隆之 (2015) 心理職のためのエビデンス・ベイスト・プラクティス入門:エビデンスをまなぶ、つくる、つかう.   金剛出版.
  • 原田隆之 (2015)  ギャンブル依存のための認知行動療法ワークブック.金剛出版.監訳・翻訳(Raylu N. & Oei TP. “A Cognitive-Behavioural Therapy Programme for Problem Gambling: Therapist Manual” London:Routledge, 2010)
  • 原田隆之・津富宏  (2015) 薬物依存治療プログラムのRCT(津谷喜一郎編『いろいろな分野のエビデンス:温泉から国際援助までの多岐にわたるRCTやシステマティック・レビュー』, ライフサイエンス出版)
  • 原田隆之 (2014) 入門 犯罪心理学 筑摩書房
  • 原田隆之 (2014) 臨床家として自らを検証する (神村栄一編:『認知行動療法実践レッスン:エキスパートに学ぶ12の極意』)  金剛出版
  • 原田隆之 (2014) 性犯罪治療の国際的動向 (榎本稔編:『性依存症の治療』) 金剛出版
  • 原田隆之 (2013) 物質使用障害とアディクションの治療に関するエビデンス (精神科治療学編集委員会編『物質使用障害とアディクション臨床ハンドブック』) 星和書店
  • 原田隆之 (2013) 薬物依存へのエビデンスに基づいたアプローチ:包括的な薬物対策を目指して(石塚伸一編『薬物政策への新たなる挑戦:日本版ドラッグコートを超えて』) 日本評論社
  • 原田隆之 (2011) リラプス・プリベンション(松原達哉編『カウセリング実践ハンドブック』) 丸善出版
  • 原田隆之 (2011) リラプス・プリベンション:依存症の新しい治療.日本評論社 訳.(Marlatt GA & Donovan DM editors. “Relapse Prevention: Maintenance Strategies in the Treatment of Addictive Behaviors. 2nd edition” New York: Guilford Press, 2005)
所属学会

日本犯罪心理学会
日本認知・行動療法学会
日本アルコール・アディクション医学会
日本心理臨床学
Association for Behavioral and Cognitive Therapies

社会的活動
  • 国際協力機構(JICA)科学的根拠に基づく薬物依存症治療プログラム導入
    プロジェクト 国内支援委員会委員長
  • 裁判所職員総合研修所 外部講師
関連リンク

https://www.human.tsukuba.ac.jp/counseling/outline/teachers/no5