2025年4月、筑波大学にて開催されたボーフム市・ボーフム大学代表団の訪問イベントが開催され、同大学心理学教授のマイケ・ルーマン(Maike Luhmann)氏と人間系の菅原大地准教授が「社会的孤立・孤独」に関する政策、介入、研究について意見交換を行いました。
ルーマン教授は、欧州連合(EU)の支援を受けて進行中の研究プロジェクト「LOTIS(Loneliness Across Time and Space)」の概要を紹介し、菅原准教授は「社会的孤立の生成プロセスの解明と介入法の開発」の研究成果を報告しました。
今回の意見交換を通じて、社会的孤立・孤独の問題に対する国際的な研究動向や政策的アプローチについて理解を深めることができました。今後も、筑波大学とボーフム大学団の研究者や実務者との連携を強化し、より効果的な介入策の開発と実践に貢献していきたいと考えています。(菅原大地)
関連サイト:筑波大学広報
https://www.tsukuba.ac.jp/news/20250430095000.html
社会的孤立・孤独の予防と多様な社会的ネットワークの構築
https://www.jst.go.jp/ristex/koritsu/projects/03.html