本学が採択されました「大学の世界展開力強化事業:ASEAN諸国からの留学生受入、定着促進のためのシステム構築等支援事業(パッケージ名:人と科学技術の政策)」により教育学学位プログラムで開設する動画授業の広報と今後の国際交流の促進のため、教育学学位プログラム担当教員と当該授業の受講生受入・履修管理を担当する教育推進課職員及び人間エリア支援室職員による訪問団がタイとインドネシアの協定校を訪問しました。本事業で開設する動画授業はASEAN諸国から日本への留学生増加等を目的として、筑波大学が幹事校として運営を行う日本初のオンライン国際教育プラットフォーム「Japan Virtual Campus (JV-Campus)」のコンテンツとして公開されることから、今回の訪問を実施することとなったものです。
タイ訪問団(清水美憲教授、徳永智子准教授、朝倉雅史助教、石渡那月人間エリア支援室エリア・コモンズ担当主任)はコンケン大学(KKU)、シーナカリンウィロート大学(SWU)を訪問し、KKUでは、Faculty of EducationのNattapon Meekaew博士、CA6でKKU側のコーディネーターであるParama Kwangmuan博士、及び国際事務担当と面会を行うとともに、SWUでは教育学部長のDr. Kittikoon Rungruang助教始め、教育学部の副学部長、教育組織長ら10名と会合を行いました。また、KKUで同じく教育学学位プログラムで2021年度より実施している「大学の世界展開力強化事業~アジア高等教育共同体(仮称)形成促進~ 地球規模課題解決に資する教育政策マネジメント専門人材育成プログラム」にKKUより参加したプログラム修了生との懇親会も行われました。
インドネシア訪問団(藤田晃之教授、小松孝太郎准教授、梅津静子助教、森健太郎 教育推進課(SGU事業推進室)職員、香川圭人間エリア支援室大学院教務担当職員)は、インドネシア教育大学(UPI)、バンダアチェイスラム大学(URI)を訪問し、UPIでは大学院課程長のJuntika Nurihsan教授、および国際局部門のArif Hidayat教授をはじめとする計14名と会合を行うとともに、URIではMujiburrahman学長ご出席の元教職員および学生を対象とした2部構成の講演会において教育学学位プログラムの教育研究及びJV-Campusの説明を行うとともに、大学院副院長のTeuku Zulfikar教授との意見交換を行いました。
各大学ではJV-Campus科目を通じて、本学の教育学によるオンライン科目を受講することに強い関心が示され、オンライン科目受講の場合にも大学間協定に基づく特別聴講学生として受入れが行われることへの要望や、新たな協定の締結に関する要望などの受講者数増加に対する提案がありました。
今後両大学を含めた本学の協定校へのJV-Campus科目受講の案内が行われる予定となっており、今回の訪問と広報によるJV-Cmapus科目受講を通じた国際教育活動の展開が期待されます。
集合写真(SWU)
集合写真(KKU)
集合写真(UPI)
集合写真(URI)