2022年8月22日(月)11時30分から人間系が主催するエクステンションプログラム「筑波大学インクルーシブ・リーダーズ・カレッジ」(協力:DACセンター)による「チーフ・ダイバーシティ・オフィサー フォーラム:CDOは日本の組織で何を実現するのか」を開催しました。検温・消毒の徹底により感染対策を万全にし、ハイブリッド方式の実施となりました。会場・オンライン含め309名が参加し、関心の高さがうかがえる結果となりました。
CDOとは、企業経営においてD&I(ダイバーシティ&インクルージョン)推進の牽引役を担う経営幹部です。
本セミナーでは世界のCDOの状況について塚原月子氏(株式会社カレイディスト・G20 EMPOWER)に話題提供をいただいたのち、企業で実際にCDOとして活躍されておられる4名の講演、及びパネルディスカッションを通じた豊富な議論が展開されました。
山岸祐美氏(アサヒグループジャパン株式会社)、北風祐子氏((株)電通グループ)、種家純氏(ANAホールディングス)、鍋島美佳氏(東京海上ホールディングス)による講演では、グローバルに展開する企業がD&Iの実現に向けて取り組んでいることやその課題・悩みが共有されました。特に社内での理解促進やD&Iに向けた取り組みが企業価値を高めることの課題を先駆的な事例から学びとることができました。
パネルディスカッションでは、それぞれの状況をより深くお伺いするとともに、これからの企業におけるD&Iのあり方について議論が交わされました。今後、人間系ではD&Iの推進に向けた学術的・実践的な研究及び教育活動に一層取り組みを進めてまいります。