筑波大学人間系では、活動の一環として平成24年度より「人間系コロキアム」を開催しています。2019年度第3回の開催となる本コロキアムでは、人間系教員の岡崎 慎治先生による講演会を予定しています。
学群生、大学院の学生および一般の方の参加も歓迎しますので、多くの方々のご参加をお待ちしております。
日 時: 2019年6月12日(水)12:15~13:15
場 所: 筑波大学 文科系修士棟8B210
講 演:「注意欠如多動症における問題解決支援への認知教育的アプローチ」
筑波大学人間系 岡崎 慎治
講演内容:
注意欠如多動症(ADHD)は、不注意、衝動性、多動性を主症状とする神経発達症群含まれる発達障害である。ADHD児者においては主症状に関連して目的的行動や問題解決をどのように行うかを計画し、調整し、制御することの困難さが指摘されており、その評価を支援に資する知見の蓄積は重要と言える。本コロキアムでは、ADHD児者における問題解決に係る困難への評価と支援について、問題解決を要する課題場面における行動面からの評価と生体反応計測を通した評価の両面から、認知処理とその発達を考慮した教育支援という、認知教育的アプローチの可能性について検討した知見について報告する。
問合せ先:筑波大学人間エリア支援室研究支援係
(ningen-kenkyu#@#un.tsukuba.ac.jp)
※「#@#」を「@」に置き換えてください。
添付資料:コロキアムポスター