筑波大学人間系研究戦略委員会では、活動の一環として平成24年度より「人間系コロキアム」を開催しています。国内・外からの招聘講師による講演に加えて、人間系所属教員による講演を企画し、人間系所属教員を中核とした領域横断的研究の更なる推進を目指しております。 27年度第2回目の開催となる本コロキアムでは、人間系心理学域教員の茂呂雄二先生による講演会を予定しています。 教員、大学院・学類学生の他、広く多くの方々のご参加をお待ちしております。
日 時: 2015年7月22日(水)15:00~
※通常と開始時刻が異なります。ご注意ください。
場 所: 筑波大学 人間系学系棟B532
タイトル: 「ヴィゴツキー派ソーシャルセラピューティクスと共生」
講演内容:
ヴィゴツキーの心理学は、現在活動理論や状況的認知論として展開しているが、一貫して人間の心の営みの社会性や集合性を前提としてきた。この発表では、ヴィゴツキー派のトレンドのうちで、もっとも共生(Conviviality)と関連する、ソーシャルセラピューティクスについて紹介し現在私たちが行っている活動の一端を示す。ソーシャルセラピューティクスは、哲学者の故フレド・ニューマンがニューヨークで制作してきた、コミュニー建設のための方法論であり、共生の方法論ともなる。
プログラム: 15:00~18:00 講演・質疑応答・ディスカッション
※別途交流会は設けませんので、ディスカッションで活発な議論をお楽しみください。
進行:小川 園子
主催:筑波大学人間系・研究戦略委員会
問い合わせ先:筑波大学人間系研究戦略委員会事務局(research#@#human.tsukuba.ac.jp) ※ 「#@#」を「@」に置き換えてください。
添付資料:コロキアムポスター17th Poster 2