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特別シンポジウム(12/05/2014) 仕事の場のエキスパート:現実世界でどうつかまえていくか ~ K. Ericsson教授を囲んで ~

Ericsson教授は,Ericsson & Simon (1984, 1993) のProtocol Analysis: Verbal Reports as Data (Cambridge, MA: MIT Press) を通じて,認知科学における発話分析を科学的方法として一躍定着させていった立役者のお一人です.その後も言語分析の方法論を用いてさまざまなご研究の領域で活躍され,とりわけ熟達者(エプロトコルキスパート)研究では,研究界のみならず,実社会の様々な領域で「エキスパートになる」過程のエキスパートとして,広くご活躍されています.

今回のシンポジウムでは,「仕事の場でのエキスパートの認知的過程をいかに理解していくか」をテーマとし,Ericsson教授の他に日本の研究者3名に話題提供をしていただきます.またディスカッションの時間には,そうした「現場でのエキスパートの認知過程研究」あるいは「言語プロトコル分析を実り豊かに行っていく」ための,研究者としてのエキスパートになっていくためには何が必要なのか,研究者としての熟達化についても議論をしていきたいと考えています.

 お誘いあわせの上,ぜひ,ご参加ください.

日  時: 平成 26年 12月 5日(金)  13時00分~ 17時00分
場  所: 筑波大学東京キャンパス文京校舎 講義室120

プログラム: 

K. Anders Ericsson (Florida State University)
       Deliberate Practice and the Future of Education
楠見孝(京都大学)・伊東昌子 (常盤大学)
       Tacit knowledge and expertise in salespersons and managers
       営業担当者と管理職の暗黙知と熟達化
池谷のぞみ (慶應義塾大学)
       Facilitating learning and communicating ethnography through 'patterns of work’
       エスノグラフィの習得と伝達を支援する
細馬宏道(滋賀県立大学)
       Body Method of Interpretation: Multimodal Interaction Among Caregivers
       in  a  Group Home for the Elderly
       身体的解釈法:高齢者用グループホームにおける介護者間のマルチモーダルな
   相互行為

       

主  催: 筑波大学みんなの使いやすさラボ,筑波大学CogTalk研究会

共催:日本認知心理学会

協賛:日本認知科学会,筑波大学グローバル教育院エンパワーメント情報学プログラム,ABLE (慶応大学今井むつみ研究室・東京コミュニティスクール)

特別共催:内田洋行教育研究所

問い合わせ先:       筑波大学 みんなの使いやすさラボ 代表:原田悦子

<sympoexpertise2014–at-gmail.com>  –at-を@に置換えてください

その他:
*参加無料,どなたでもご参加いただけます.
*講演・討論のいずれも英語で行われます.
*受付混雑を避けるため,事前に下記情報をメイルでお送りいただき,お申し込みいただけますと幸いです.

       氏名:

       所属:

       連絡先(e-mail):

添付書類:ErricsonSymp_2014-12-05JPNErricsonSymp_2014-12-05Eng

 

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