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第111回人間系コロキアムのお知らせ(2026年1月14日)

筑波大学人間系では、活動の一環として平成24年(2012年)度より「人間系コロキアム」を開催しています。
本コロキアムでは、人間系教員 丹治 敬之 先生による講演会を予定しております。
コロキアムは以下のとおり、オンライン開催としております。皆さまのご参加をお待ちしております。

 

 日  時: 2026年1月14日(水)12:15〜13:15  
                        ※質疑応答も含めての時間としております。

 場  所: Zoomによるオンライン開催(事前登録制)

 参加方法: こちらのフォームから登録してください。

       https://forms.gle/fmp24MKwTiGuunwt9

         (登録したメールアドレス宛にオンライン参加のためのURLを送付いたします)

 題  目子どもの読み書きリテラシーとテクノロジー  ―発達・環境・支援の交差点―

       筑波大学人間系障害科学域 丹治 敬之 先生

 講演内容: 

 子どもの読み書きリテラシーがどのように発達し、テクノロジーによってどのように支えられ、拡張されうるのかについて、発達研究と実践研究を紹介する。前半では、就学前後の初期読み発達に焦点を当て、読みの成立を支える認知的要因、かな文字音知識と子どもの興味との関連を概説する。さらに、国際的に用いられてきたHome Literacy Environmentモデルを日本語に適用した研究をもとに、共通性と独自性を論じる。

 後半では、刺激等価性の理論を用いた文字読み習得介入、Text-to-Speechによる読解支援、Speech-to-Textによる作文支援を紹介する。最後に、読み書き困難の早期予測・早期介入、幼児期のデジタル絵本、生成AI活用等の新たな支援の展望を通して、読み書きリテラシーを個人の能力にとどめず、発達・環境・テクノロジーが交差するダイナミックなプロセスとして捉える視点を提供したい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お問い合わせ先:筑波大学人間系リサーチラウンジ
        (research#@#human.tsukuba.ac.jp)
              「#@#」を「@」に置き換えてください。

 

 

 

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